<原田マハ>
普通のOLがあるきっかけでスピーチライターとして生きていく姿を描くが、面白い!
スピーチライターやコピーライターを描くという事で、そこで見せるプロの仕事は言葉そのものであるが流石のうまさ。
「生きるぼくら」ではお米を作ることはどういうことかという事を実感させてくれたが、ここでは言葉を紡ぐことを教えてくれる。
ここでも、おばあちゃんがいいんだなあ・・
残念なのが、読んだのが今(2019)である事か。
発表された当時(2010)ならもっと感動でき、興奮したのであろうが、政治の世界はそこから嫌というほど虚実を見せてくれ、使われた言葉の空虚さも知ってしまったことだ。
コメント 0