わが敵「習近平」 [book]
芥川賞受賞の中国人作家による告発本。
タイトルは本人がつけたのではないと思うが、何とも挑発的で、内容も凄まじい。
文化大革命の無茶苦茶な方針により大変な生活を送った著者が、中国共産党の腐敗・悪事をこれでもかというほどに暴く。
「BGY」による共産主義の浸透工作もわかりやすい。
B-BULE 研究者、文化人、ジャーナリストへ中国での便宜を図る
G-GOLD 金銭買収
Y-YELLOW ハニートラップ
中国本土や香港、マカオを訪れた各国要人や大企業トップへのハニトラはもはや常識レベルらしい。
日本が一番やられてるんだろうと想像がつく。
これだけの事を書くと当然、著者はもはや中国には戻れないし、中国に住む親族にも連絡が取れない状況のようだ。(著者はにほんに帰化済み)
中国の人達このままでいいのかという思いと、こんな国の状態ではやはりどこかで崩壊するのではないかという気がする・・・
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