夢を売る男 [book]
読み始めはなんか嫌な話だなあと思ってのだが、徐々に面白くなっていく。
主人公の客をのせるうまさ、客の自己顕示欲の強さが何とも言えず、自分がそれを客観的に見てる立ち位置にさせてくれる。
出版業界の現状や小説家の実態も、無茶苦茶興味深い。
嫌な奴と思わせた主人公が、最後はかっこよく思える。
TVも出版も勿論小説もプロの百田氏が、皮肉も交えながら書いた物は間違いなく面白かった。
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