日本存亡のとき [book]
1992年初版と、30年近く前の本。
冷戦後の世界情勢と日本の姿を解説するが、全く古さを感じさせない。
戦後から復興し、経済大国となった日本が、外圧によって変わって行く様子が何か懐かしく思える。
経済大国となった日本は国際社会に対してもそれなりに行動する責任が生まれる。
「・・日本の経営者は自らの企業利益だけでなく、日本全体の利益を考えた。」
確かにかつてはそういう気概を感じた・・・
「野党は質問し、政府に失言もしくは矛盾した発言をさせて政府を攻撃する機会をとらえようとする。その攻撃の最大のものは’審議拒否’である。」
この頃からそんな野党になったのか・・・
今読んでも凄く興味深い内容だった。
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