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天才たちの未来予測図 [book]

71pZPIvb7ZL._AC_UL320_.jpg<成田悠輔 他>


個人的に今一番面白いと思うネット番組「日経テレ東大学」を基にした本。

ハーバードやイェールと言った世界一流の大学で教える天才たちの話は面白く、その根本には何とかこれからの日本や世界を良くしたいという思いがある。

些末な話で大騒ぎするマスコミ、そしてそれを気にしているばかりの政治家は、彼らの話をしっかり聞いた方が良い。

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挑戦する力 [book]

matsukawa.jpg<松川るい>


なんとべたなタイトルだなと思ったが、目次を見ると結構面白そうだと手に取ってみた。

日本に役立つ為と外交官となり、そしてその活躍を見た自民党から誘われ国会議員となる。

国会議員になる事が目的のような議員も多いが、この人は違うとはっきりわかる。

こういう女性議員が増えれば日本も変わるかもと思わせる。

ちらっと出てくる立憲の某氏の話が情けなさすぎて、政治家としてレベルが違い過ぎると感じる。

古巣の外務省に対しては若干見方が甘い気もするが、おじさん政治家の自慢話でない、現役バリバリの政治家の話は面白い。

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中東問題再考 [book]

716sleb+m5L.jpg<飯山 陽>


飯山さん凄いわ、中東問題に関して誰それがこんな媒体でこんなことを言っていると、実名を挙げてぶった切る。

一人や二人ではない、よくもまあこれだけの人達にケンカ売れるもんだと感心する。

アフガニスタン、イラン、トルコ、パレスチナ・・イスラム教国家のやばさと言うか、イスラム教のやばさを利用する連中が、国民を不幸にしている。


イスラム教のやばさは日本人の常識からはかけ離れており、個人的に理解は無理だと思うが、外務省や専門家まで理解できてないようなのは問題だ。

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夢を売る男 [book]

images.jpg<百田 尚樹>


読み始めはなんか嫌な話だなあと思ってのだが、徐々に面白くなっていく。

主人公の客をのせるうまさ、客の自己顕示欲の強さが何とも言えず、自分がそれを客観的に見てる立ち位置にさせてくれる。

出版業界の現状や小説家の実態も、無茶苦茶興味深い。

嫌な奴と思わせた主人公が、最後はかっこよく思える。

TVも出版も勿論小説もプロの百田氏が、皮肉も交えながら書いた物は間違いなく面白かった。

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ポリコレの正体 [book]

61BJZMj-uIL._AC_UL320_.jpg<福田ますみ>


これはなかなか凄かった。

BLMとかLGBTとかのうさん臭さはある程度知ってるつもりで読んだが、プロのルポライターが調べるとこうなのかという、その調査力・仕事ぶりに驚き、納得した。

結局、今のポリコレは実際の黒人とかLGBTのための動きでは決してなく、全体主義とか共産主義、反日信奉者によるきわめて政治的な行動なのだ。

森元総理や、杉田水脈氏への行き過ぎた言葉狩りも、マスコミが火をつけ、海外に広めて逆輸入、左翼的著名人が拡散と言った本質とは全く離れた現象として広まる。

厄介なのは、純粋にこの行動を信じる人達がいることで、芸能界ほかいろんな世界で有名人がこれに乗る怖さ。

個人的には大坂なおみさんなどもその犠牲者と思うし、逆に上野千鶴子氏などは意図的な扇動者と思う。

第5章の事例研究で描かれている当事者の話が一番真っ当な事実であり、今のマスコミが展開する話に乗ってはいけない。


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錨を上げよ [book]

51RbxQagRTL._SX329_BO1,204,203,200_.jpg <百田 尚樹 >


流石に文庫で4巻はなかなか長い。

若き日の百田氏が書いた本という事で、本人の思いが猛烈に溢れ出てる本だ。

いろんな比喩が現れ、このころからの博覧強記ぶりがうかがえる。

時代背景や、当時の関西の状況をうかがえるのも面白い。

それぞれの解説のメンバーも凄くまた、流石の内容だ。

ピカレスクと思って読み始めたが、途中までは完全に青春小説ではと思った。

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妄想美術館 [book]

519dHi4r1IL._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_.jpg<原田マハ、ヤマザキマリ>


好きな二人なだけに、個人的には凄く面白く為になった。

知らない画家、知らない美術館が沢山出てくるのが楽しい。(一部写真付き)

原田さんの小説を読み美術についての興味が増しているところにこの本を読み、美術史についても知りたくなってきた。

こういう本をたまたま見つけられるから現実書店は面白い。

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モダン [book]

41qSiCCJsSL._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_.jpg <原田 マハ>


MoMA(ニューヨーク近代美術館)を舞台に、関連する人や時代を描く。

これが見事で、いろいろ発見があり面白い。

アンドリューワイエスという画家も、「クリスティーナの世界」というアメリカ人なら誰でも知っているというような作品があるのも初めて知った。

(小説には実際の絵がないので、すぐにネットで探して見た)

9.11、また3.11を取り込むストーリーも何ともうまい。

キュレーター以外にも、美術館に働くという事はこういう事なのかと知れるのも面白い。

5つのショートストーリーだが、どの話も読後感が心地よかった。

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わが敵「習近平」 [book]

5168oiNps3L._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_.jpg<楊 逸>


芥川賞受賞の中国人作家による告発本。

タイトルは本人がつけたのではないと思うが、何とも挑発的で、内容も凄まじい。

文化大革命の無茶苦茶な方針により大変な生活を送った著者が、中国共産党の腐敗・悪事をこれでもかというほどに暴く。

「BGY」による共産主義の浸透工作もわかりやすい。

B-BULE 研究者、文化人、ジャーナリストへ中国での便宜を図る

G-GOLD 金銭買収

Y-YELLOW ハニートラップ

中国本土や香港、マカオを訪れた各国要人や大企業トップへのハニトラはもはや常識レベルらしい。

日本が一番やられてるんだろうと想像がつく。

これだけの事を書くと当然、著者はもはや中国には戻れないし、中国に住む親族にも連絡が取れない状況のようだ。(著者はにほんに帰化済み)

中国の人達このままでいいのかという思いと、こんな国の状態ではやはりどこかで崩壊するのではないかという気がする・・・


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エジプトの空の下 わたしが見た「ふたつの革命」 [book]

51G0G-gSNoL._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_.jpg<飯山陽>


イスラム研究者である著者の、学術本ではないエッセイだがとてつもなく面白い。

エッセイではあるが、そこはかとなくイスラムに対する分析が混じり、とても勉強になる。

表紙写真にもある娘さんが、逞しくおおらかにエジプトでの生活を生きているのが楽しく、またエジプトにおけるスラム街の生活の生々しく苦しく悲しい生活も描かれている。

イスラム思想の本質の恐ろしさと、上流社会とスラム社会の混在するエジプトを通じて、今の世界の混沌を感じる。

人間社会の限界も感じるが、ただ娘さんのおおらかさに救われる気がする。

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